2021-05-25 第204回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
次に、平成三十年十一月から令和元年十月までの間におきまして、国会からの検査要請事項に関し、会計検査院法第三十条の三の規定により検査の結果を報告いたしましたものは、中心市街地の活性化に関する施策に関するもの、有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達に関するものの二件となっております。 次に、本院の検査業務のうち、検査報告に掲記する必要があると認めた特定の検査対象に関する事項は四件であります。
次に、平成三十年十一月から令和元年十月までの間におきまして、国会からの検査要請事項に関し、会計検査院法第三十条の三の規定により検査の結果を報告いたしましたものは、中心市街地の活性化に関する施策に関するもの、有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達に関するものの二件となっております。 次に、本院の検査業務のうち、検査報告に掲記する必要があると認めた特定の検査対象に関する事項は四件であります。
米国政府による防衛装備品等の有償援助、FMSについてお伺いします。 これは、価格は米国側の見積りで、納期はあくまで予定、さらに支払も前払が原則であるといった問題点が度々指摘されています。にもかかわらず、FMSによる調達金額は安倍内閣においてどんどん増加し、当初は約一千九百億円であったものが、五年後の二〇一九年度は約七千億円にまで膨れ上がっています。
最後に、防衛装備品等の有償援助についてお尋ねがありました。 FMS調達については、未納入を始め様々な課題がありますが、改善に向け取り組んできた結果、全体としては、令和元年度末の未納入額は前年度から半減し、御指摘のあったF2の通信電子機器の構成品についても契約を改め、現在は更新された機器の納入が順調に進んでいます。
今、輸入調達官の下に有償援助調達室というのがございます。その下に幾つかの組織あるわけでございますが、昨年度までは、有償援助第一班、ここは米陸軍、米海軍等からのFMS調達を担当している班でございます。また、有償援助第二班というのもありまして、これは米海軍その他の機関からのFMS調達を管理している班でございます。
一例を挙げると、米国からの有償援助、いわゆるFMS調達においては、平成二十九年度末で出荷予定を過ぎても精算を終えていないのは何と六百五十三件、約一千四百十七億円、うち未納分は八十五件、三百四十九億円となっています。中には十年以上も精算が完了していないものもあります。民間企業の感覚ではあり得ません。耳を疑うばかりです。
5 防衛省が米国政府との間で行う有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達について、調達額が平成二十五年度から二十九年度にかけて三倍以上に増加している中で、契約管理費の減免を受けるための協定等の締結に係る本格的な検討が行われていなかったこと、また、前払金を支払ったにもかかわらず、出荷予定時期を経過しても納入が完了せずに未精算となっていたものが二十九年度末時点で八十五件、三百四十九億円に上るなど、改善
5 防衛省が米国政府との間で行う有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達について、調達額が平成二十五年度から二十九年度にかけて三倍以上に増加している中で、契約管理費の減免を受けるための協定等の締結に係る本格的な検討が行われていなかったこと、また、前払金を支払ったにもかかわらず、出荷予定時期を経過しても納入が完了せずに未精算となっていたものが二十九年度末時点で八十五件、三百四十九億円に上るなど、改善
一例を挙げると、米国からの有償援助、いわゆるFMS調達においては、二〇一七年度末で出荷予定を過ぎても精算を終えていないのは六百五十三件、約一千四百十七億円、うち未納分は八十五件、約三百四十九億円となっています。中には、十年以上も精算が完了していないものもあります。民間企業の感覚ではあり得ません。
○会計検査院長(森田祐司君) 会計検査院は、国会法第百五条の規定に基づき平成二十九年六月五日及び三十年六月十八日付けで参議院議長から会計検査及びその結果の報告の要請がありました「有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達」等、計三事項につきまして、関係府省等を対象に検査を行い、会計検査院法第三十条の三の規定に基づき令和元年十月十八日、十二月四日及び二十日にその結果の報告書を提出いたしました。
これは、有償援助調達の実施に関して是正改善の処置を求め、及び意見を表示したものであります。 次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。
次に、平成三十年十一月から令和元年十月までの間におきまして、国会からの検査要請事項に関し、会計検査院法第三十条の三の規定により検査の結果を報告いたしましたものは、中心市街地の活性化に関する施策に関するもの、有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達に関するものの二件となっております。 次に、本院の検査業務のうち、検査報告に掲記する必要があると認めた特定の検査対象に関する事項は四件であります。
特に、有償援助、FMSの問題、年金積立金の問題、政府共通プラットフォームの問題、試験研究用等原子炉で使用する燃料要素の問題など、様々な問題に通じるのではないか、また、軟弱地盤で工事の計画変更を余儀なくされる辺野古新基地建設の支出の実態はどこまで明らかになっているのだろうかなどの危惧を持ち、この国の行政のトップである総理に関わるこの桜を見る会の問題に絞って質問をさせていただきました。
FMS有償援助による防衛調達においては、長期契約の場合、初年度の予算説明においては小さな調達額で説明されますが、一度調達が決まると、その後、開発費が大きく膨らんだ場合でも中止することができません。これまで国庫債務負担で調達した七件は全て国内調達でしたが、今想定されている国庫債務負担によって調達するのは、PAC3ミサイル用部品や新早期警戒機E2Dといった海外調達です。
その経験を踏まえて、今般、ヨルダンのアブドラ二世・ビン・アル・フセイン国王が、今回の有償援助の話で来日されているわけではありますけれども、今回は当然難しい日程ということはわかっておるんですけれども、この先、極めて親日的で、お姉様も親日家とかいうふうに伺ってもおりますけれども、ヨルダン国王に、衆議院か参議院かは別としまして、国会で、我々は衆議院なので衆議院でと申し上げたいですけれども、中東和平についてのことを
そして、先ほど委員から御指摘ございましたように、本年六月十八日に参議院決算委員会から、国会法の規定によりまして、有償援助、FMSによる防衛装備品等の調達の状況について検査の要請をいただいたところでございます。 これにつきましては、現在、防衛省に対して検査を実施しているところでございまして、検査及びその結果の取りまとめができ次第、速やかに御報告したいと考えておるところでございます。
検査項目は、待機児童解消、子どもの貧困対策等の子ども・子育て支援施策の実施状況について及び有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達の状況についてであります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ─────────────
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、会計検査院に対し、お手元に配付のとおり、待機児童解消、子どもの貧困対策等の子ども・子育て支援施策の実施状況について及び有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達の状況について会計検査を行い、その結果を本委員会に報告するよう議長を経由して要請いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
そこで、委員長、一向に改善される気配がない有償援助による防衛装備品等の調達の状況について、国会法百五条に基づいて会計検査院に検査要請を求めたいと思いますので、よろしくお取り計らいいただきたいと思います。
○又市征治君 次に、会計検査院は、昨年九月、次期戦闘機の調達等の実施状況についての報告書を提出し、また十月に、有償援助調達における防衛装備品の不具合及び計算書の誤りに対する是正措置の要求並びに計算書と受領検査調書との照合の適切な実施について、何という長ったらしい名前なんだ、そういう是正改善措置を防衛装備庁に求められたわけでありますが、まず、これらの概要を伺い、また、検査院はこれまで、有償援助調達、いわゆる
FMSの調達というのは、防衛省は有償援助と呼んでいます。もともとは、戦後、米国が日本に装備品を無償供与していましたが、日本が支払い能力を持てたことによって有償で提供するという枠組みです。一般輸入と違う理由は、高性能、最新鋭、また機密性が高い装備品を扱うから政府調達になるというのがその理由です。 一九五六年度から、FMSは既に六十年たっています。
○井上政府参考人 平成二十五年度からのFMS、先ほど先生からありましたけれども、有償援助調達であります。その調達額の実績及び輸入額全体に占める割合については、平成二十五年度は約千百十七億円、割合は約四八%、平成二十六年度は千八百七十四億円、割合は約四五%、平成二十七年度は四千四百七十三億円、割合は約七三%となっております。
FMS、有償援助調達でございますけれども、アメリカ政府が我が国を含む同盟諸国及び友好諸国などに対しまして、アメリカ政府が定める条件の下でアメリカの装備品などを有償で提供するという枠組みになっております。近年、防衛大綱及び中期防衛力整備計画に基づきまして、イージスシステム搭載護衛艦、V22オスプレイですとかF35A戦闘機といった新たな米国製の装備品の取得によりましてFMSが増加をしております。
いたしたもの、その三は、火薬庫保有会社に保管させている防衛火工品の管理に関して適宜の処置を要求し、及び是正改善の処置を要求いたしたもの、その四は、第三者行為により療養の給付等を受けた場合における診療委託費に係る債権管理等に関して是正改善の処置を要求いたしたもの、その五は、米国に派遣された防衛省職員が行う前渡資金に係る会計事務等に関して是正改善の処置を要求し、及び改善の処置を要求いたしたもの、その六は、有償援助
このFMSというのは、単に経済的な利益を目的とした装備品の販売ではなくて、米国の安全保障政策の一環として、米国の国内法である武器輸出管理法に基づいて、同盟諸国及び友好諸国など武器輸出適格国に対して装備品の提供を有償で実施するということで、米国政府が認める武器輸出適格国のみが、一般では調達できない軍事機密性の高い装備品等を米国政府から調達できるという意味で、一般的な売買とは異なる性質ということで、有償援助調達